アミノ酸ダイエットで太りにくく痩せやすい体づくり！アミノ酸がダイエットにオススメな理由

2018/08/20

「何年もダイエットしているけれど、あまり続かなくて……」「年々太りやすくて痩せにくくなってる！でも辛いダイエットはやりたくない」という方に、ぜひおすすめしたいのが「アミノ酸ダイエット」です。

ダイエットイメージ

アミノ酸ダイエットの最大のメリットは「美容・健康に良くダイエットができる」点。過度な食事制限や体を傷めるほどのキツイ運動をする必要はなく、それらにともなう体への負荷も心配ありません。

そこでここでは、アミノ酸ダイエットのやり方と得られるメリットについてご紹介します！

アミノ酸ってなに？

アミノ酸とはタンパク質を構成する成分。自然界では約500種類存在します。

しかしそのうちたった20種類のアミノ酸の組み合わせ（＝アミノ酸の数千～数万個の連なり）によって、およそ10万種類のタンパク質が作られ、ヒトの体の大部分を形づくり、生命活動を維持しています。

ちなみにタンパク質はヒトの体全体のおよそ20％を占めており、筋肉・皮膚・骨・臓器・血管・血液・ホルモンその他の構成要素です。

このようにヒトの体に必要なアミノ酸20種類は、さらに２つに分類できます――それは「必須アミノ酸」と「非必須アミノ酸」です。

必須アミノ酸とは体内で合成できないため、食材やサプリメントなどで外から摂取しなくてはいけないアミノ酸を指し、9種類存在します。

反対に残り11種類の非必須アミノ酸は、基本的には体内で合成できます。

ではこのようなアミノ酸に注目した「アミノ酸ダイエット」とは、どのようなモノなのでしょうか。

アミノ酸ダイエットの目的は、アミノ酸の力を最大限に活かし、体内の酵素の働きを活性化させて脂肪分解を促進させることで、最終的にダイエットを成功させることです。

この「体内の酵素」とは「リパーゼ」――脂肪を分解する「脂肪燃焼酵素」を指します。つまり、リパーゼの働きが高ければ高いほど、痩せやすく太りにくい体になるのです。

もしもどれだけ運動や食事制限などをがんばってもあまりダイエットの成果が出ないのならば、リパーゼの働きが弱っているのかもしれません。

ではリパーゼの働きを活性化する「アミノ酸ダイエット」の方法を、具体的にご説明します。それは「運動と一緒にアミノ酸を摂取する」ことです。

ここでポイントとなるのが「運動と一緒に」という点です。「アミノ酸ダイエット」と言うと、まるで「アミノ酸をたくさん摂取すれば、それだけでどんどん痩せる」というイメージを持たれる方が少なくありません。

しかし残念ながら、アミノ酸を多量に摂取するだけでは、痩せることはなく、反対にアミノ酸を多く含む食材（鶏肉など）を食べすぎてカロリーオーバーになる、というケースもあるのです。

正しい「アミノ酸ダイエット」とは、運動で消費カロリーを増やしつつ、運動の前後にアミノ酸を摂取することで、効率的に代謝を上げて脂肪燃焼効果を高める、という意味なのです。

さらに運動の前後に（筋肉の材料である）アミノ酸を摂取すると、効率的に筋肉量を増やすことができます。またアミノ酸は筋肉の発達とともに血流も促進するため、体温を上げる作用もあります。これがリバウンドしにくく痩せやすい体を作る理由なのです。

アミノ酸ダイエットのさらなるメリットを挙げていきます。

アミノ酸は筋肉の発達を促進するとともに、筋肉疲労の回復までも促進します。そのため通常時と比べて、運動をしても疲れにくいためにダイエットを続けやすくなります。

ランニング

日常生活上でも疲労回復力が高まるために、元気に過ごせるようになると期待できます。

肌や髪を構成している成分にアミノ酸（タンパク質）があります。

加齢やストレス、紫外線などの外的要因によって、肌や髪を美しく健康的に作る材料であるアミノ酸量が減少すると、ハリツヤやなめらかさが失われてしまうのです。

※たとえば肌の弾力を担っているコラーゲンもまた、主成分はアミノ酸です。

食事制限のダイエットをすると美肌・美髪成分もまた栄養不足で衰えてしまいますが、アミノ酸ダイエットならば、美容効果もありつつ健康的できれいに痩せやすくなり一石二鳥です。

アミノ酸には水分代謝を促す効果もあります。そのため細胞間の水分過多によるむくみを解消できると期待できます。

ではアミノ酸ダイエットを行うためには、どのような食材を摂取すればよいのでしょうか。

アミノ酸はタンパク質を作っている構成要素のため、「高タンパク質」と呼ばれる食材にはアミノ酸もまた多く含まれていると言えます。

そのためおすすめの食材は

・肉類（鶏肉、牛肉、豚肉）
・魚類（サケ、アジ、カツオ、マグロなど）
・卵
・牛乳、乳製品
・大豆、大豆製品（豆腐、納豆、豆乳など）

が代表的です。

高タンパク質食材

とはいえ、たとえば肉類を食べる際にタンパク質以外に脂質も多く摂取すると、カロリーオーバーとなりダイエット効果が減ってしまいます。

そのため食材からのみアミノ酸を摂取しようとするよりも、サプリメントを活用して上手にカロリーコントロールしつつ、良質なアミノ酸を取り入れることをオススメします！