ほうれい線を消す方法まとめ|乾燥・たるみで老け顔にならないために今すぐ行うべき対策って?

鏡を見て「あ、老けたな」と思うのはどのような時ですか? 多くの方が「シワ」を見つけた時であり、さらにシワのなかでも「ほうれい線」が目立ってきた時に、年齢肌を感じるのではないでしょうか。

ほうれい線のあるなしイメージ

なんと男性が女性に対して「老けた」と感じるポイントも、「ほうれい線の有無」にあるのだとか。

たしかにほうれい線はメイクだけでは隠しきれず、年を重ねるごとに深く、また長さもどんどんと長くなってしまう厄介な存在です。

そこでここでは、ほうれい線を消す方法をまとめました。今日からすぐにできる方法をご紹介するために、ぜひ実践してください!

ほうれい線予備軍チェック

まずは「ほうれい線予備軍チェック」をしてみましょう。

※すでにほうれい線がくっきりとしている方も、生活習慣や肌質のチェックになるため、ご覧ください。

・頬の肉が柔らかい ⇒ 筋肉が少ない
・痩せたり太ったりを繰り返している ⇒ 皮下脂肪が減少している
・日焼けすることが多い ⇒ 肌にダメージが蓄積されている
・乾燥肌⇒ 肌にダメージが蓄積されている
・猫背、肩こり、首こりがある ⇒ 肩甲骨周りの筋肉が硬く、同時に顔の筋肉も硬い
・気づくと口が半開きになっている ⇒ 口周りの筋肉が衰えている
・食事の際、左右のうち片一方ばかりで噛む ⇒ 顔の筋肉のバランスが崩れている
・体は太っていないのに、二重あごになってきた ⇒ あごの筋肉が衰えている
・目の下の頬部分の毛穴が目立つ ⇒ 頬がたるんできている
・パソコン、スマホの画面を見ている時に前かがみになっている ⇒ 頬がたるんできている
・顔についた枕やシーツの跡が以前よりも消えづらくなった ⇒ 顔の筋肉が硬い

 

思い当たる項目はいくつありましたか? 上記の項目と原因を見てみると、ほうれい線のできるできない問題には、「筋肉」が重要であることが分かるかと思います。

ではそもそもほうれい線とはどのようにしてできるのでしょうか?

ほうれい線の原因って?

小鼻横あたりから口元へとできるほうれい線には、大きく分けて「浅いほうれい線」と「深いほうれい線」の2種類があります。

比較的若い年齢で現れる「浅いほうれい線」は、肌の乾燥によって表面の「表皮層」に表情ジワが残りやすくなっていたり、姿勢の悪さや喫煙、ストレス、睡眠不足などによって起こる血行不良から、むくみでシワが戻らなくなっていたりする状態です。

30代以降から現れやすい「深いほうれい線」は、皮膚に刻まれたシワではなく「肌のたるみ」の境界線、と言えます。

これはすでに肌奥の「真皮層」に存在するコラーゲン、エラスチンという肌の弾力を支える物質や、ヒアルロン酸といった保湿成分が、紫外線や乾燥などの外的刺激や加齢によってダメージをうけたり、加齢によって数自体が減少したりしていることが原因です。

※およそ35歳から、真皮層にあるコラーゲン量が急激に減少すると言われています。

さらには同時に顔の筋肉である表情筋が柔軟性を失い衰えることで、もともとハリを失ってしまった皮膚が重力に負けてたるんできているのです。

ほうれい線改善・予防エクササイズ

では浅いほうれい線も深いほうれい線も改善、もしくは予防する簡単なエクササイズをご紹介します。

舌回しエクササイズ

まずはもはや定番ともいえる「舌回しエクササイズ」。舌を口内で回すことで口周りの筋肉のほかにあごの筋肉も鍛えられるため、ほうれい線だけではなく二重あごの改善にもつながります。

また顔のゆがみも改善されるため、片側だけで噛むクセのある方は舌回しエクササイズをしつつ、両方の歯で噛むようにして、嚙み合わせにも注意しましょう。

さらには舌回しエクササイズをしていると唾液がどんどんと分泌されます。唾液には歯周病予防効果もあるため、気づいた時にはいつでも行うことをオススメします。

※口は閉じたままで行います。
1.舌を上の歯と歯茎のあいだに入れます。
2.時計回りに上からぐるりと舌を一周させます。これを20回行います。
※ほうれい線を口の中から伸ばすイメージで。
3.反時計回りに、同じく舌を一周させます。これを20回行います。

割りばしエクササイズ

次は道具を使って、口周りの表情筋を鍛えるエクササイズです。

※割りばしや歯ブラシなど、長さのある棒を用意します。
1.割りばしを上下の前歯に挟みます。
2.割りばしを挟んだまま、口角が上がるように「い~」と言っている口の形をします。
これをおよそ1分間キープします。

口角を上げている女性

最初のうちは鏡を見ながら、口角がきちんと上り、頬の筋肉が持ち上がっているかどうか確認しましょう。慣れれば鏡を見なくてもできるようになります。

ほうれい線ケアに必要なスキンケア成分

エクササイズをして衰えた顔の筋肉を鍛えつつ、スキンケア成分でたるんだ肌に弾力と活力を与えましょう。

先述したように、浅いほうれい線も深いほうれい線も乾燥や外的刺激などによって、コラーゲンやエラスチンといった肌弾力成分、ヒアルロン酸などの保湿成分を補う必要があります。

そのためこれらのハリ・潤い成分が配合された化粧水やクリームなどのスキンケアアイテムをシーズン問わず使用するようにしましょう。

特に夏場はべたつきが気になり、さっぱり系の化粧水だけで終わらせてしまう方もいます。ですが実は肌が乾燥しているために皮脂が過剰分泌している可能性もあります。

ほうれい線が気になるなら、肌自体の保湿力を高めて、外的刺激にも負けない健康な肌作りを目指しましょう!

ほうれい線ケアに必要な栄養素

エクササイズとスキンケアでケアをしつつ、さらに根本的に肌に活力を与えてハリを復活させるには、やはり栄養素を摂り込むことが不可欠です。

そのなかでオススメしたいのが、やはりコラーゲン。ですが実はコラーゲン単体を摂取しても、それが肌、しかも顔の肌のコラーゲンにそのままなる訳ではありません。

ここで押さえておきたいのが、コラーゲンの構成成分は「アミノ酸」であること。コラーゲンはアミノ酸がつながって作られているのです。

そのためコラーゲンは、摂取すると体内で一度アミノ酸へと分解され吸収されます。その後再度そのアミノ酸が集まり、一部がコラーゲンに生まれ変わるのです。

以上からお肌のコラーゲンの材料となる「コラーゲン」と「アミノ酸」を、食事やサプリメントから摂り入れることで、体内のコラーゲン量が増えると期待できます!

コラーゲン量を増やしてほうれい線を撃退!

老け顔ポイントの代名詞ともいえる「ほうれい線」――もうすでにほうれい線ができているからとガッカリしている方も、遅すぎるということはありません!

肌がキレイな女性

重力に負けてたるみを促進させるのはもったいない。地道なエクササイズとスキンケアを行いながら、コラーゲンとアミノ酸をサプリメントで効率的に摂り入れれば、周囲が驚くほどの若返り顔も夢ではないですよ。

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