日焼け後のスキンケアで老化レベルが格段に変わる！？正しいスキンケアと栄養補給で美肌を守る！

2018/07/02

うっかり日焼けをした後に、肌が真っ赤になってひりひりと痛くなったり、数日後に乾燥やシミがひどくなったりと、後悔してもしきれない肌トラブルが起こったことはないでしょうか？

日焼け止めを塗る女性

日焼けは単に肌色が黒くなるだけではなく、正しいケアをしなければ後々まで大切なお肌に悪影響を及ぼしてしまいます。

そこでここでは、日焼けをした後にオススメするスキンケア方法をご紹介します！

日焼け直後のスキンケア方法

日常生活での通勤・通学、ちょっとしたお出かけ時から海や山でのレジャーまで、ついつい日焼け止めクリームを塗り忘れたり塗り直さなかったりしてしまい、「想像以上に日焼けしてしまった……」ということはよくあります。

ですが意外にも、日焼けはヤケドと同じような症状。そのため長くとも72時間以内には適切なケアを行い、できるだけ後に響かないようにする必要があります。

先述したように「日焼けはヤケドの症状と同じ」と言われています。そのためとにかく患部を冷やして、肌内部で起こっている炎症をそれ以上ひどくならないようにしましょう。

とはいえ、慌てて氷を直接肌に触れさせると、反対に肌にさらなる炎症を起こさせてしまいます。氷や保冷剤で冷やす場合は、肌に直接当てるのではなく、薄手のタオルなどに包んでから肌に当てましょう。

また冷水シャワーを浴びる場合も、水圧がきつすぎると弱った肌に刺激を与えてしまうため、水圧を調節してじんわりと冷やすようにご注意ください。

顔の場合なら日焼け止めクリームやメイクを、体の場合も日焼け止めクリームを優しく落としましょう。

通常の肌ならトラブルが起きない成分でも、日焼け後の弱った肌には刺激となることがあるためです。

低刺激の洗顔料や石けんの泡を使って優しく洗い流し、決してゴシゴシとこすり洗いをしないようにしてくださいね。

ヤケド状態になっている肌は、乾燥して外部刺激に弱くなっています。そのため患部を清潔にしたら、保湿ケアを通常以上に丁寧に行いましょう。

とはいえ、「シミになったら嫌だから美白成分を浸透させなくちゃ！」と美白化粧品を使うのは止めてください。日焼け直後の肌は敏感になっているため、美白系の成分は刺激が強く炎症を引き起こしたり、痛みや痒みを誘発したりすることもあります。

同様にアルコール入りの化粧水も保湿目的に日焼け後の肌に使うのは避けてください。肌に刺激を与え、さらなる乾燥を進行させてしまいます。

刺激のある成分無添加の、敏感肌向け保湿スキンケアアイテムを使用し、しっかりと水分を肌に与えましょう。その際は、コットンの繊維が刺激になることがあるため、いつもはコットンを使用している方も手のひらを使ってスキンケアを行ってください。

もしも日焼けがひどく、少しの化粧水でもしみてしまうほど肌が弱っている場合は、白色ワセリンだけを塗り、外部刺激から肌を守りましょう。

※あまりに肌のダメージがひどい場合は、すぐに皮膚科を受診してください。

日焼けで肌が乾燥している時は、同時に体も乾きを感じています。そのため脱水症状を避けるためにも、常温のミネラルウォーターやスポーツドリンクを飲むようにしましょう。

※コーヒーや紅茶、お茶などのカフェイン入り飲料は利尿作用があるため、日焼け後の水分補給にはおすすめできせん。

ヤケド状態がおさまってきた4日目以降からは、今後のシミ・シワ対策を念頭に置いてスキンケアを行いましょう。

日焼けとは紫外線による肌ダメージであり、シミ・シワ・たるみなどの老化を促進させる大きな原因に挙げられます。そのため炎症がおさまってきてからのスキンケア対策も重要です。

紫外線ダメージ

いつものスキンケアで刺激を感じないほど肌が落ち着いてきたら、スキンケアアイテムに「ビタミンC誘導体」配合のものをプラスしてみましょう。

「ビタミンC誘導体」とは、そのままでは不安定なビタミンCに安定性を与え、肌に浸透しやすくした成分です。

ビタミンCには抗酸化作用があり、シミの元であるメラニン色素の生成を抑え、さらにはすでにできてしまったメラニン色素を還元する働きがあります。細胞の生まれ変わりであるターンオーバーも促進するため、シミやくすみの排出を促し、肌を正常な状態に戻します。

日焼けによって、肌の弾力を司るコラーゲンもダメージを受けていますが、ビタミンCはこのコラーゲンの生成をサポートする作用もあります。

その他美白成分はありますが、まずはビタミンC誘導体配合のアイテムからはじめ、刺激を感じないようであれば別の成分も試してみましょう。

食事やサプリメントからも、日焼けのアフターケアに重要な栄養素を積極的に摂取しましょう。

おすすめの栄養素はビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、そしてタンパク質（アミノ酸）です。

抗酸化作用のある食材
ビタミン類には優れた抗酸化作用があり、肌の老化防止に役立ちます。またタンパク質（アミノ酸）は肌を作る材料であり、コラーゲンをはじめとした健康な肌を構成する物質を作るために必要不可欠な存在です。

以上から、日焼けをした後は「保湿」「水分補給」「栄養補給」を心掛け、炎症を長引かせないように気を付けましょう！